借金地獄からの脱出をするためにはどうすればいいの?

借金地獄からの脱出

借金地獄から脱出する方法は大きく分けて二通りです。

1.完済を目指す。

2.踏み倒す。

厳密にはもっと細かいので詳しく見ていきましょう。

岡田法律事務所

完済を目指す場合

一番いいのは自分で返済計画を立てて、アルバイトなどの副業で出来るだけ早く完済できるように収入を増やすことです。

とは言え、「借金地獄」と言うほどの金額ともなれば、自力での返済が困難になってきている段階だと言えます。

そこで注目したいのが「債務整理」です。

債務整理は、利息の減額や借金自体の減額などの手段を用いて、借金の最適化をすることです。

債務整理には4つの手段があって、一番有名なのが「自己破産」ですが、完済を目指す場合は自己破産以外3の方法で借金の最適化をするということです。

いずれの方法をとるにしても、弁護士や司法書士などに依頼するのが一般的です。

任意整理

債務整理の中では最も一般的で、消費者金融などの借り入れや個人レベルの借金であればほとんどの人は任意整理を選択します。

内容としては、「利息をカットしてもらうこと」などを債権者と交渉して返済可能な額まで借金を整理します。

つまり、和解案を提示するということで、法的な措置ではないので、裁判所などへ行く必要はありません。

法務事務所などに依頼すれば、債権者との交渉をしてくれます。

民事再生(個人再生)

民事再生(個人再生)は利息のカットだけでなく、返済可能なレベルまで借金そのものを減額して(最大で9割程度減額される)もらう手段です。

法的な手続きが必要で、裁判所を通すこととなります。

住宅ローンは減額の対象にならないので、住宅を手放さずに済みますが、「住宅ローン」と「減額後のその他の借金」を同時に返済していかなければなりません。

樋口総合法律事務所

特定調停

基本的には任意整理と同じような方法で、債権者に対して利息のカットをお願いして、返済可能なレベルまで借金を整理するという和解案を提示する事です。

任意整理との違いは、裁判所を仲裁役として通す公的な手段ということです。

踏み倒す場合

「自己破産」で借金を帳消しにする、「時効」をまって返済義務から逃れる、などの方法があります。

ちなみにこれらは、正当な契約によって借金をしている場合の手段で、「闇金などの違法な利息などで借金をしている場合」はそもそも返済の義務はありません。

なので、闇金での借金は弁護士に依頼することで取り立てを止めさせることができます。そして借金を返す必要もありません。

自己破産

自己破産は債務整理の手段の中で最も有名な手段で、誰もが名前くらいは聞いたことがありますよね。

そして誰もが知るイメージ通り、財産を全て破棄する代わりに借金を帳消しにしてくれるという方法です。

自己破産をするためには、返済不可能な状態に陥っていることが条件で、裁判所へ自己破産の申請をすることで手続きができます。

債務者の人生をやり直すための制度として、公的に認められている正攻法で、自己破産が認められれば借金の返済義務がなくなります。

時効

犯罪などを行った人が罪に問われなくなる「時効」ですが、借金にもこの時効が適用されることがあります。

時効が適用されるまでの期間は5年~10年で、時効が適用されれば借金の返済義務がなくなります。

しかし時効が適用されるまでの期間に債権者からの請求や差し押さえなどが生じれば、そこからさらに5~10年の期間が必要となります。

借金に対して時効が適用されるというは極めて稀なケースで、時効を成立させようとしてもほとんどが失敗します。

そして、時効を成立させるために逃げ続ける生活というのは、精神的にもかなりきついものがあり、さらに時効が適用されるまでの期間に見つかれば借金が消えるどころが利息や罰則で金額が増える事となるので、自己破産などの正攻法で行く方が精神衛生上良いと言えるでしょう。

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