コーラで歯や骨が溶けるって嘘なの?本当のところはどうなの?

コカ・コーラ

コーラで骨が溶けるとか歯が溶けるとかって噂、聞いたことありませんか?本当に骨が溶けたら怖いですよね。

コーラで骨や歯が溶ける?

皆さんは子供の頃にコーラを飲むと「骨が溶けるから飲みすぎたらダメだよ」と言われたことがありませんか?

実はこれなんです。

日本コカ・コーラ株式会社によると・・・

―――――引用開始―――――

コカ・コーラに限らず一般的に清涼飲料には酸味料が含まれています。そして、歯や骨の成分であるカルシウムやマグネシウムは、酸に溶ける性質を持っています。よって、清涼飲料、果汁などの酸を含む液体に、抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、含まれるカルシウムやマグネシウムが溶けます。しかし、飲みものですので人間の骨に直接ふれたり、歯に長い間くっついていることはありません。安心してお飲みください。

―――――引用終了―――――

とのこと。

しかし安心するのはまだ早い!と思うのです。

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実験

小学校の頃に夏休みの自由研究というのがあったのを覚えているでしょうか。

私の兄が昔この自由研究で、「コーラで歯が溶けるのか?」という実験をしていました。

自分の抜けた乳歯をコーラに漬けて数日放置するという、子供ならではの実験でしたが、今冷静に考えてみるとかなり怖い実験ですよね。

実験の結果はというと・・・

歯の色が黒く染まっていて、若干溶けていたのです。

子供の頃の事なので写真等は残っていませんが、コカ・コーラ社でも「抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、カルシウムやマグネシウムが溶けます。」と言っています。

そして、他のサイトを見に行ってみると、卵の殻を使っての実験を写真付きで掲載している人もいました。

結果は見事に溶けていましたね。

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溶けるのはコーラだけじゃない

コカ・コーラ社の「清涼飲料、果汁などの酸を含む液体に・・・」という一文を見るに、コーラだけじゃなく他のジュースでも骨や歯が溶ける成分が含まれていることになりますよね。

カルシウムやマグネシウムが溶ける原因は炭酸ではなく、果汁などの酸です。

つまりオレンジジュースやグレープフルーツジュースでも同じことが起きるということです。

リンゴジュースとオレンジジュース

飲んでも大丈夫なの?

コカ・コーラ社の見解をもう一度見てみましょう。

「飲みものですので人間の骨に直接ふれたり、歯に長い間くっついていることはありません。安心してお飲みください。」

でしたよね。

飲み物なので、人間の骨に直接触れることはない。←まあわかる。

歯に長い間くっついていることはありません。ちょっとまって。

数日間コーラを口に含んでいるようなおバカな事をする人はいないとは思いますが、頻繁に飲む人はどうなの?

コーラを口に含んでいる時間は短いけど、今までコーラを飲むときに口に含んでいた時間、そしてこれからコーラを口に飲むであろう時に口に含んでいる時間、すべて足したら結構な時間が歯に触れているってことになるんじゃないの?

しかも、すぐに飲み込んだとしても、その後すぐに歯磨きでもしない限りは若干口に残って歯に触れてるよね?

さらに言うと、歯を溶かす原因となる飲み物はコーラだけじゃなくて、オレンジジュースやグレープフルーツジュース等の酸を含むジュース全般ってことだったよね?

「安心して飲むにはまだ早い!」と思ったので、このことについてさらに詳しく調べてみました。

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酸と歯の関係

色々なサイトを巡回して調べた結果。

歯はエナメル質という組織でコーティングされている。

そしてそのエナメル質は酸に弱い(酸で溶ける)とのことでした。

エナメル質はpH5.5(ペーハー5.5)以下の酸性の液体で溶ける。

ここでペーハーについての補足。

pH,酸性,中性,アルカリ性

pHは0に近いほど酸性が強く、14に近いほどアルカリ性が強くなります。

そしてちょうど真ん中に位置するpH7が中性という事になります。

※区分「0~3・酸性」「3~6・弱酸性」「6~8・中性」「8~11・弱アルカリ性」「11~14・アルカリ性」

ちなみに、虫歯はミュータンス菌という細菌によって、口内のpHが大きく酸性に傾くこと(pH5.5以下)で歯が溶けると言われているそうです。

虫歯関連のサイトを見ていると、ペーハーコントロールなんて言葉をよく見ますが、口内のpHを管理することは大切ということですね。

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コーラのpH

少し話がそれましたがここからが本題です。

歯(エナメル質)が溶け始める値がpH5.5以下の酸性ということでしたよね。

コーラのpHはというと・・・なんとpH2.2

がっつり酸性じゃないですか・・・虫歯なんて目じゃないほどに・・・

そりゃ歯も溶けるわ!

ということで、その他の飲み物も酸度も調べてまとめてみました。

酸性の飲み物

こうしてみると、コーラほどじゃないにしてもpH5.5以下で酸性の飲み物って結構多いんですよね。

画像には載っていませんが、スポーツドリンクやワインなんかもpH3.3~3.5と酸性で、普段飲んでいる飲み物でも結構酸度の強いものってあるようです。

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歯が溶け始めるまでの時間

色々なサイトを巡回して情報を集めて来ましたが、歯が溶け始めるまでにはかなり時間がかかるようです。

私は、コーラ等の酸性の飲み物が歯に触れている時間(飲んだ回数すべての合算)について危惧していましたが、歯が溶け始めるまでに口内のpHを正常に戻せば問題ないようです。

つまり、コーラを飲んでも簡単に歯は溶けないという結論に至りました。

とは言うものの・・・

コーラを飲んで、チョコレート(酸性食品)を食べて、梅酒を飲んで、チーズ(酸性食品)を食べて、サイダーを飲んで、人工甘味料たっぷりのアイスクリーム(酸性食品)を食べて・・・以下エンドレス。

というような食生活で、歯も磨かずにずっと口内を酸性に保ち続ければ、歯が溶ける事もあるかもしれません。

まあそんな生活してたら先に虫歯になってしまうかもしれませんが(笑)

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まとめ

コーラを飲んでも、骨も溶けないし歯も溶けない!

コカ・コーラ社の「安心してお飲みください」は本当だった!

長期間にわたって口内を酸性に保つと歯が溶けるかもしれないけど、ちゃんと歯磨きすれば大丈夫!

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